道中(行き)

昨日の日記にも書いたとおり、面白発言を連発してくれた運転手さん。
まず最初の挨拶からしてわらかしてくれました。
「このバスはね、禁酒、禁煙となってますんでね。あと携帯電話もね。禁止なんですけどね、
 緊急の時なんかはね、あのー他のお客様の迷惑にならないようにね、ちょこっとね、
 まぁ済ませていただければね」
「○○、○○、○○を通ってね、××までいきますけどね、窓も開けるの禁止になっておりますのでね、でね、海岸のところ通るときなんかはね、開けないようにお願いしますね」
「途中だいたい1時間半くらいか2時間くらいでね、休憩とっていきますけどもね、渋滞してたりしてることもありますのでね、ただね、緊急の場合にはね、ご相談いただければね」
そしてバスは順調にすすみ、きっと運転手さん、お客さんを退屈させないようにがんばっているのでしょう。ところどころ彼なりの「見所」を説明してくれます。ただ、それが運転手さん目線なので
「バスの前方に…見えますかね」といわれても、見えません…
「そろそろね、右手に海がね、ちらほらね、みえてきますね」
とのことで右手を見るも山ばかり。あれー、と思ったとたんトンネル突入…
さらに線路沿いを走っているときのこと、
「あ、めずらしいですね♪電車が駅に止まってますね(喜)珍しいですね^^」
…普通だーーーーー!!!!!!
そしてさらにしばらくいくと
「あ、、またとまってますね!珍しいですね!あれは○○系かな」
…おんなじ方向に走ってるんだから、さっきの電車だと思う…

そんなこんなでやっと海が見え始め、休憩所に。
「あの、海にはね、入らないでくださいね。急に深くなってますからね
 毎年ね、何人かね、上がってこられなくなる方いらっしゃいますんでね」
っておい!
「トイレ休憩のみにしますね。でもかわいらしいトイレですのでね、10分…いや、15分にしますね」
で、私としては久々に間近で見る海!心も弾み、バスをおりて深呼吸。
素敵な潮の香りが…しない!ヒノキの香り!なんで!?ここはお風呂か?
ふと見ると、木材を積んだトラックが止まってました。。。潮の香りはすべてヒノキにかき消され
ヒノキ風呂気分を満喫…。