仕事を辞めたくなったとき(ニュースより)

仕事上のトラブルに安月給、おまけに張り合いもないし……「思い切って会社を辞めてしまおうか」実はこんなふうに考えている人も少なくないのでは? そこで仕事を辞めたくなったときの対処法について調べてみました

●辞めたくなったら、どうする?

発言小町「『辞めたい病』になったとき。」に寄せられた投稿。接客業をしているハニワさんは「最近『辞めたい病』を発病してしまいまして、毎日『辞めたいなぁ』ともんもんと過ごしております」と、仕事上のトラブルや安い給料という現状をみつめたら、仕事を辞めたくなってしまったのだそう。とはいえ経済上の現実を踏まえれると、簡単に辞めるわけにもいかないもの。そこで辞めたくなったときの対処法、克服法を募集しています。

スナッフィーさんからは「ハローワークなどネットの求人を見て、現実の厳しさを実感し、簡単に転職できないことを思い知る」と、目線をかえることをおススメしています。ほかにも平日に有給をとって街を散歩。ガラス越しに働く人たちをみることで勇気がもらえるようです。

あんじぇさんからはユニークな対処法が寄せられていました。

「いざとなったら行かなきゃいいんだ!」と開き直る
「とりあえず今日行って明日やめよう」という呪文を毎朝繰り返す
好きなことを思いっきりする(私は大好きな芋菓子を思う存分食べます)

もとなすじょぶさんからは辞めたい理由と働く理由を書き出してみるというアイデアが寄せられています。

「まず、どうしても働かなきゃいけない立場か。NO→辞めるYES→辞めたい理由を列挙。働かなきゃいけない理由と必要な金額を算出。それらを書き出してながめる。それであきらめがついたら明日からまた頑張ろう」

わにおさんからは、履歴書を手書きで作成するという方法が寄せられました。職務経歴書とともに5枚ほど用意すると、書き終えた後や書いている途中でなんらかの答えが出てくるのだとか。

頭の中だけで考えているだけでは、再び同じことで悩んでしまいがち。そこで紙に自分の思いを書き出すことで悩みの核心がつかめ、客観的に見つめたり整理ができるようです。

●辞めたい病は周期的にやってくる

「辞めたい病って波がありませんか?」というおたべさん。「私も仕事をしていた時、何度となく辞めたい!と思いました。そういう時の対処法は、『とりあえず、もう少し頑張ってみる』です。その間、他の就職先を探したり、今の職場のどんな所がイヤなのか、色々考えます。いい所とイヤな所を天秤にかけて、どちらが比率が大きいかとかそれでもやっぱり辞めたい!!と思った時は辞めていい時だと思います」

「周期的に心身の疲れが押し寄せてくるので、そんな時は有給休暇をとって一日中寝ます。週末の休みの時は、なぜか元気なので(笑)、もったいなくて寝てられません(笑)」(猫好き一般人さん)

辞めたい病は周期的なものという声が多く見受けられました。加えてどこの職場へ行っても発症する可能性が高いとなれば、一過性のものとして受け入れることができ、前向きな方向へと軌道修正しやすいものですね。

悩んだときには手を動かして書くこと、有給をとることから始めてみるのが得策のようです。またnanapi「会社を辞めたくなった時に踏みとどまる方法」でもいくつかの方法が紹介されていました。まずは日付の入っていない辞表を用意。最も耐えられなくなったときに「いつでも辞められる」と思える状態をつくっておくのが大切なのだとか。また、思い切って別の会社を受けてみるというのも一つの手のようです。自分を試してみることで、現状に感謝をしたり、新たな世界が魅力的にみえたり、なんらかの発見があるようです。(幸)