ダーリン卒倒

去年の10月に、卒倒したダーリン。
昨日、再び卒倒しました。
それは二人でチャリ(二人のリ。ダメなんだけどね)
で駅に向かう途中のこと。
お金を下ろすために銀行のキャッシュコーナーからでてきたダーリンが
いつもならすぐに「乗って」というのに
一人で自転車を押してすたすた歩いていったので
あれ、おかしいな、と思ったとたん
足下から崩れ落ちるように倒れ、痙攣を起こして口から泡をふいたのです。
2回目で、前回ほどは動揺しませんでしたが、それでもびっくり。
人間て、不思議ですね。すぐに119番できないんです。
通りがかりの男性が、「大丈夫ですか?救急車呼びましょうか?」
と聞いてくださったので、お願いして私は肩をゆすって名前を呼ぶことしかできず。
その男性も、そこの住所がわからず、ちょうどドラッグストアの前だったので
そこの店員さんに住所を聞いて救急車をよんでくれました。
そのあいだに何事かと人が集まってきて、一人の女性が
「まず、舌をかんでないか確認して、横向きにねかせて!」と声をかけて下さり
手慣れた様子で鞄を枕にして寝かせ、救急車を待つことに。
その女性は介護の仕事をされているとのことで、ご自分のハンカチでダーリンの汗をふいてくださったり
救急車が来るまで付き添っていてくれました。ありがたいことです。
その後、病院に搬送されCTも撮りましたが、前回同様問題なし。
医者には入院を勧められましたが、仕事もあるし、入院したから治るわけでもなく
結局帰ってきました。
救急車の中で、あ、自転車いつのまにかどっかいってたけどどうなったんだろう
と気付きましたが、どうすることも出来ず。
幸い場所が搬送された病院と目と鼻の先だったので点滴の終わったダーリンと歩いてとりにいくと
その場所にちゃんと止めてありました。
倒れたときは自転車の下敷になる格好だったのに、いつのまにか誰かがどけて止めておいてくれたようです。
いやー、日本も捨てたもんじゃない。
ついでに誰かが警察まで呼んでいたらしくおまわりさんがかけつけてきましたが
一人で歩いてて倒れただけなので事件性はまったくなし。
それにしても、前回も今回も、不幸中の幸いというか
私がすぐそばにいるときで、倒れても他にけがをしていないのです。
もし車を運転しているときだったら大惨事です。
今回も、自転車で走行中だったら頭を強打していたことでしょう。
おまけに倒れる場所があと50センチ左前だったら、ドラッグストアの地下への階段を
転がり落ちていたと思います。何事もなくてよかった。
失神の発作をおこさないようお薬はのんでいるのですが
過労や睡眠不足で発作が起きることがあるようです。
最近残業続きで疲れていたところに、前の日睡眠不足だったことがおそらく今回の原因でしょう。
3回目が無いように願っています。
ちなみに、救急車を呼んでくれた男性は、電話で
「30歳くらいの男の人が急に倒れて…」と言っていました。
えらい若く見られたな