much ado -アイデンティティは何者だ-

愛国心を教える議論が国会で話し合われてますが
ほんまにしょうもない、と思います。
愛国心がない状態をいいこととは思いませんが、教えるもんではないでしょう。
「愛しましょう」といって愛せるもんならそんな平和なことはありません。
「愛すべきもの」「認められるもの」「誇りをもてるもの」があれば自然に起こる感情のはず。
愛せない、というのは、愛せないほうが悪いのではなく
愛するに値しないほうの問題ではないですか?
日本はこういう国だ、ということをそもそも今の人がどの程度わかってるのでしょうか。
日本はこういう国だ、ということを正しく教えることをはじめないとだめなんじゃないですか。
恥ずかしながら、日本に対する知識が乏しい私ですが、この年になってそれではあかんな
と思っています。
高校時代にもっとやっとけば良かったな、と。なんせ受験にいりませんでしたから。
そう、高校までの教育で、歴史や地理を受験科目としてではなく受け止めている人は
どのくらいいるのでしょうか。
私は日本に生まれ育っているので、あかんなぁ、未来ないなぁ、と思いながらも日本は好きです。
100年後には死んでるし、と思っても、やっぱりいい国になって欲しいとも思います。
教育というのは恐ろしいものだと思います。大人のさじ加減一つで個人の未来、ひいては
国家の未来を変えていく力があります。
だからこそ、大人は全精力を注いで真剣に「教育」について考えなあかんと思うわけです。

と、まじめなことをつらつらと。たまには。